フェンダージャパンのストラトキャスター、フジゲン期に次ぐ人気のジャパンヴィンテージである、Clafted in Japan期ダイナ楽器組込のR0シリアル 2006年製となる、ディマジオコレクションシリーズST54-DMCです。 市場に割と多く出回っているST57-DMCはバスウッドボディに、ややハイパワーなDi Marzio フルレンジDCS-3 セラミックバーピックアップを搭載していますが、こちらのST54-DMCは、ディマジオコレクションシリーズでも1ランク上でヴィンテージタイプのDi Marzio Classical Vintage DCS-1 アルニコ スタガードポール ピックアップが、希少なアッシュボディに搭載されています。また、所々フレイムの出たメイプルワンピースネックは、57モデルのオーバルシェイプとは異なり、54モデルで特徴的なトライアングルシェイプを採用し、ストリングガイドもボタンタイプといったディテールに拘った仕様となっています。 Clafted in Japan期はトーカイ、寺田楽器、アトランシアが木工した部材をダイナ楽器が組み込むというプロセスで製造されており、フジゲン製に勝るとも劣らない日本品質で作られており、中でもハイエンドメーカーのアトランシアは、材の良さと木工精度の高さに定評があり、アッシュ材を使ったモデルは、フジゲン製を超えるクオリティと言われます。6枚目のメイプルワンピースネックの目の良さも見て取れます。 ピックガードやピックアップの保護フィルムも剥がしておらず、金属パーツのクスミも見当たらない、リアルクローゼットクラシックとなります。ブラックカラー故の若干の磨きキズと僅かにプラパーツのヤケは有りますが、ネックコンディションも良好で、フレットの減りもほとんど見られない、20年弱前のモデルとは思えない状態の良い個体だと思います。 画像のハードケースは撮影用のため付属しません。 また、アームは欠品となり、付属品は汎用ソフトケースとなります。