吉田明　妻有斑唐津　ぐい呑となります。 　妻有とは、吉田先生が新潟、十日町市に移られ、妻有地区から良い土が採れたとの事で作陶された物です。 　この様子は、廃刊になっていますが、「つくる陶磁郎　34号」吉田明の焼き物キャラバンに採土の様子が掲載されています。　　 　箱書きには、「妻有皮鯨ぐいのみ 」と書かれています。 　これには、以下のようなエピソードが… 　七輪陶芸・ミニ窯のイベントの懇親会にて、 　吉田先生に「妻有は可能性がある！使ってみなさい。」とこの作品を頂きました。　 　共箱が欲しかったので、翌日、自前で桐箱を用意し、他の吉田作品5点と共に先生に箱書きをお願いしました。 　先生は、落款がないけどそれで良ければ、と快く引受けてくれたのですが、数分後、申し訳なさそうな表情をしながら「斑と書こうとおもいながら、皮鯨って書いちゃった…あとで皮鯨ぐい呑贈るから…」 　さすがにそこまでは甘える事が出来ず、この作品の銘を「皮鯨」にします。と言い、お互いに大笑いでした。 　 　コレクション整理も進み、吉田先生の作品で手放せる品もわずかになりました。 　楽しいエピソード付き作品、使って楽しんでいただける方に引き継ぐ事が出来れば、と思っています。 　いい器で晩酌を楽しみましょう! 　最後の写真は晩酌での使用例ですので、この出品はぐい呑のみである事をご理解下さい。　 　 　 　私の確認においては、欠け、ニュウはないと思います。 　しかし、使用にともなうスレ、小キズ、焼成時の窯傷など、気付けなかった物があるかもしれませんので、新品である事をご理解の上で購入の検討をお願いいたします。 #備前　#萩　#瀬戸　#有田　#茶道具　#茶道　#名品　#骨董　#民藝　#民芸　#作家　#茶碗　#酒器　#人間国宝　#巨匠　#唐津　#作家物　#李朝　#茶器 種類...陶器 種類...茶碗 焼き物…備前焼 種類...陶器 種類...酒器