両サイドのベルト留め具とアンテナ先端 状態の良い2000GX 後期型

前期型と同時出品となりました。 73年頃にワールドボーイGXOと同時期に後期型として発売された2000GXです。 前期型との1番の違いはFMトランスミッター機能が追加された事。価格は￥17300でした。これは後継機たるGXOの￥15900よりも高く、一方でGXOは出力2.6Wで此方には数値的には負けていました。 但し、2000GXはスピーカーのインピーダンスが4Ω、GXOは8Ωで、数値上、2000GXは同じ出力で倍の音量となるので、実力として此方がフラグシップを保ったのは正しいと思います。2000GXはタイマーも内蔵しており、GXOは別売りのタイマーが必要で、タイマーを含むと価格も逆転します。 小生トランスミッター機能には全く興味は有りませんが、この機種とGXOに使われているトランスミッターは専用のエアバリコンをつかい、送信距離も100m位有るので、実力糸電話の他社製品よりも遥かに本格的だったのは確かです。 この個体は表題にも有る様に両サイドのベルト留め具が無く、アンテナは先端2段が無いため、木ネジを埋め込んでいます。多分正規品より25cm位は短いでしょう。 それ以外機能や感度、音量、音質には全く問題は有りません。感度が気になる向きはアンテナに長めのリード線を付けて、その端を外に出せば良いでしょう。 タイマーは動作し、ボリューム類のガリは消して有ります。 ダイヤルライト、メーターも普通に動作するので、機械的な問題は有りません。 ここからは爺いの独り言 ネットを見ると、完品に見えるとは言え、このモデルの新品は6,7万円越えがザラです。しかし、これはとてもしっかりと良く出来たモデルなので、新品にそれ程の手間は掛かっていないと思います。勿論クリーニング、整備はされている前提です。 クリーニングもせずにレトロな雰囲気をお楽しみ下さい云々しているものには手を出さない方が良いでしょう。 お届け翌日迄、評価前の買い手責任外の不具合には責任を持って対応します。 ACコード付きです。